【事例紹介】大阪西区の物件を完全運用代行

大阪市西区の最新事例紹介です。
2016年12月20日より完全運営代行スタート

2016-11-27 17.35.28

予約がほとんど入らないとホームページから相談があり、実際にお部屋を見せてもらいました。初めてお部屋をみた感想は正直難しいというのが本音でした。おそらく簡単な気持ちで民泊をスタートさせただけというのが見てわかるお部屋でした。ただベッドとテーブルを置いて宿泊させるだけの簡易的なお部屋です。いくら金額が安くてもここに泊まりたいという方は少なく、かなり宿泊費用を安くしないと予約は獲得できない状況でした。

まずは内装の変更

この内装のままでは運営代行も難しいので、最初に内装を変更することになりました。お客様の予算の都合で全て込みで20万円までという内容でした。金額的には厳しいですが、優先順位をつけて費用を予算内で納めるようにしました。幸いベッドは変更せずにそのまま活用できそうなので予算を削減できます。

お部屋のテーマを決める

まずはお部屋のテーマを決めます。今回のお部屋のテーマは「和」です。民泊を利用する方のほとんどが外国からくる旅行者です。外国人は日本でしか体験できないことを望んでいる人がほとんどです。ホテルのような豪華な内装もよいですが、ホテルのような内装は自分の国でも泊まることができます。日本でしか体験できない一つとして「和」を感じるテーマは外国人に魅力的なテーマの一つです。日本では旅館で体験することができますが旅館の宿泊費はとても高いので、安く体験できる旅館をイメージしていただきます。

予算の中で必要な物だけを決める

予算の範囲で納めるには全てを揃えるのは不可能です。だからと言って内装を金額だけで決めるとどうしても魅力が欠けてしまいます。今回省くのは壁紙の変更、テレビ、調理器具、小物を使用した和室の空間です。

こだわる所にこだわる

ベッドを活用するために布団カバーにこだわりました。京都和柄のカバーでオーダーメイドなのでカバーだけで1万円するものですが、貴重な体験をさせるウリになる部分でもあります。また畳は必須ですのでフローリングの上に畳を敷きます。こちらの畳も3畳で6万円近くとなかなかの金額ですがウリになる重要な部分です。

2017-02-05 15.20.57 2016-12-04 14.41.34 2016-12-04 14.43.31

テーブル、椅子も和室に合うデザインで小物もチョイス。
さらに敷布団を用意して人数が最大6名泊めれるようにしました。敷布団で寝るのは日本の文化の体験にもなります。ちなみに韓国でも布団を敷いて寝るところがありますので、日本だけの習慣とは限りません。ヨーロッパなどでは驚かれる文化ですが、最近は布団の知名度も上がっており、ヨーロッパでも受け入れられています。

最初は低予算で宿泊実績を作る

本当は壁紙を変更したいのですが予算をオーバーしてしまいますので、宿泊利益を上げてから変更していくことで宿泊をスタートさせました。民泊では1月、2月は閑散期と言われており、外国人観光客が寒いので日本にあまりきません。もちろんクリスマス、年末年始、中国の旧正月だけは需要が増えますが、その他はなかなかお部屋が埋まりません。

運用実績

2017年3月現在まで26日以上の稼働をキープできており、4月は予約の段階で20万以上の売上を見込んでいます。
大阪市西区は民泊が撤退傾向にあり利益がでていない部屋が多いことを考えると上々の結果ではないかと思います。